キャベツ:2週目:バッタ?跳ぶ系の虫に対峙してはみたものの

中心がなんとなく巻き始めてきました。

キャベツの中心が巻き始めた

こういうふうにキャベツになっていくんですね。
葉っぱも肉厚で、巻いてはいないものの、売ってるキャベツの質感そっくりです。(当たり前か)

防虫ネットのおかげで虫食いも無し。
なにか緑色のよく跳ねそうな奴が、防虫ネット越しにキャベツを狙っています。

防虫ネットに阻まれた、葉っぱを食べたそうにしているバッタのような何か 防虫ネットが虫を防いでいる図

すごいよ防虫ネット。
頼りになるよ防虫ネット。

このバッタのような何か緑色の虫を見つけた時は、思わずギャッと声をあげてしまいました。
悪い奴ではなさそうだし、見なかったことにしたかった。
ですが、キャベツのためには、バッタのとまっている防虫ネットを持ち上げて害虫チェックをしなくてはなりません。

まず、細目を開けて、緑の奴の動きを予測しました。
細長いけど、どっちが前なんだ?どうせ飛ぶんだろうけど、どの方向に飛ぶんだ?
細目なので当然よく見えません。
でも目を見開いてじっくり観察する勇気もありません。

畑に来るときは、帽子、UVカットメガネ、長そで長ズボン(死語)、長靴、軍手、というフル装備で自分をプロテクトしています。
年齢も40代に入り、いい具合に視力も衰えてきました。
肌には触れない、動きも見えない、はずです。
目を細めて、緑の奴から一番遠いトンネルパッカー(ネットを骨組みに固定する留め具)を外し、緑の奴なんて存在しないテイで、緑の奴ごとふんわりくるくると防虫ネットを巻き上げました。

できた。

緑の奴は巻き上げられた防虫ネットの中で大人しくしています。
キャベツの無害をじっくりと確認した後、一歩離れた遠くからネットを巻きおろしました。
完全に腰が引けていますが、なんとか目標は達成できました。

あとはトンネルパッカーで固定して、防虫ネットの端を土に埋めるのですが、ここからがもうできなくなってしまいました。
近づけない。
緑の奴は相変わらずじっとネットの上にいるだけなのですが(何してるの?)、「次はきっと突然飛ぶ、予想外の動きを見せる」と思ってしまい、恐怖で近づけなくなってしまいました。

ハウスから長いシャベルを借りてきて遠くから追い払うか、トンネルパッカーをあきらめて土をかけて重しとするだけにして帰るか。
脂汗を流しながら落としどころを思案していると、菜園アドバイザーさんが見回りに来てくださいました。

虫が苦手で困ってることを伝えました。
自分でも情けないです。
虫が苦手なのに畑に来るなんてと、あきれられても仕方がありません。

菜園アドバイザーさんは、あきれるでもなく、小馬鹿にするでもなく、ちょっと笑ってから、緑の奴をちょいとつまんで「〇〇(虫の名前)だね。」と一言、敷地のずっと端まで歩いていって、雑草の中に放してくれました。

神に見えました。
何言ってんだこのオバサン?と内心思われたと思いますが、ご親切に、あっという間に虫を退治してくださいました。
感謝感謝です。

毎回こうでは情けないですが、どうしても自力でにっちもさっちも行かなくなったら、いざとなったら菜園アドバイザーさんがいる!
心強さを一層感じた出来事でした。

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