小松菜:7週3日目:さようなら小松菜さん。アブラムシがびっしりで震え上がる。

ちょこちょこ見に来ていましたが、小松菜はなかなか大きくならず、収穫は延ばし延ばしにしていました。
それでも、後から蒔きなおしたものも少しずつは大きくなっていたし、青々としていて虫食いもありませんでした。

この日、10日ぶりくらいに、収穫のためネットを開けてみると、この畝(うね)の作物全体が、なんだか黄色っぽくなっていました。

さようなら小松菜さん

寒くなってきたとはいえ、作物も紅葉するのか?とか、水が足りなくて枯れたのか?とか不思議に思い、よくよく観察してみました。

すると、小松菜の中心部に、灰色だか緑褐色だかの魑魅魍魎が、びっしり群生していました。

(↓虫が苦手な方は閲覧注意です↓)

アブラムシにやられた小松菜

ひるみました。
小松菜のほとんどの株が、こんなでした。
他の作物も、小松菜ほどではないけれど、数匹ずつアブラムシを確認しました。

葉っぱに虫食いの穴がないからと安心して、10日間ネットを開けず、迂闊でした。
いつの間にか、静かに静かに、侵食されていたのですね。
小松菜には悪いことしました。

 私が通うシェア畑では農薬は使いませんので、虫を見つけたら、徒手で取り除くか、せっけんや油などでできた手作りのスプレー等が数種類常備されているので、それらを利用します。

無農薬でアブラムシを退治する油せっけんスプレー

が、私はもう脊髄反射で、かたっぱしから引っこ抜き、破棄しました。
葉っぱも固くなっていて、食べる気になりません。
せっかく育ってくれたのに、悪いことしました。

私は虫が苦手で触れません。
アブラムシはゴマ粒ほどの小ささだし、水で流すと流れてしまうほど弱い(?)と本で読んだので、びっしり感が気持ち悪くはありますが、大きな虫ほどの怖さはなく対処できました。

まず、土から上のアブラムシだらけの部分をハサミで切り捨て、根っこだけになったところを、スコップで根こそぎ掘り出し、廃棄しました。
虫には触れずに、できました。

聞くと、この数日で、他の方の区画にもアブラムシの被害が発生しているとのこと。
菜園アドバイザーさんによると、11月も終わりだけど、雨のあと暖かくなってジメジメしたので出てきたんじゃないか、とのことでした。

唯一、マルチ1穴分だけアブラムシがついていない小松菜があったのですが、これもまた何故か幼いまま立ち枯れ状態。

双葉のまま枯れている小松菜

こうして画像にしてよく見てみると、虫食いみたいな穴がありますね。

この日は、どうしようか迷ってそのままにしておきましたが、2日後にやっぱり抜いて破棄してしまいました。

このマルチの穴は、以前もネキリムシだかヨトウムシだかにやられて育たなかった位置です。
今回引っこ抜いた小松菜は、根っこはちゃんとありました。
土を掘り返してみても、今回は虫は出てきませんでした。

なぜ育たなかったのか、見当がつきません、思い当たるフシが多すぎて。
土づくりの段階から色々やらかしてはいるのですが、そんな土でも他の穴の作物はちゃんと育っているので、この穴だけ不思議です。

懲りずに、この穴に新たにサラダホウレンソウの種を蒔きましたので、今後の様子を注意深く観察しようと思います。

結局、小松菜を蒔いてから終わりにするまで、収穫できたのは葉っぱ3枚でした。
虫がついたり固くなったりする前に、小さくてもさっさと株ごと収穫してしまうのがよかったかも知れないなあ、と反省した出来事でした。

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