3月下旬、茎ブロッコリーを片づけて、枝豆の準備をしました。
土にスコップを入れてみると、ふかふかです。
なんとなく天地返しをしてみました。
天地返しとは、土の上層と下層とを入れ替えることです。
上層から、白い幼虫が2匹ほど見つかりました。
茎ブロッコリーの根っこを食べていたのかな。
茎ブロッコリーの根っこはウネいっぱいに広がって立派だったので、大したダメージではなかったことでしょう。
腐葉土とバーク堆肥をたっぷり混ぜて、他には肥料は何も入れません。
秋に蒔いたスナップエンドウも最初の肥料は無しでした。
マメ科というのはそういうものなんでしょうか。
調べてみると、マメ科の根っこには根粒菌というバクテリアが住み着いていて、このバクテリアが大気中の窒素から必要な栄養分を作り出してくれるそうです。
肥料いらずのエコシステムなのですね。
スナップエンドウは後に追肥をしましたが、エダマメは追肥も基本的にはしないで大丈夫なようです。
堆肥を入れた後、マルチを張るタイミングが、よくわかりません。
せっかく天地返ししたからしばらくは土を日光に当てた方がよいようにも思いますが、強風でせっかくのふかふかな土が飛んで行ってしまったり(?)雨で流れてしまったり、虫に卵を産みつけられたりしてしまったりするような気がして、すぐにマルチを張ってしまった方がよいのかなとも思います。
肥料無し、堆肥のみの場合、マルチはすぐかけた方がいいのか、かけずに少し日に当てた方がいいのか、、、?
考えた末、日に当てる方を選びました。
1週間後、畝を立て、マルチを張りました。
一応軽く掘り返してみましたが、新たな幼虫のようなものはいませんでした。
黒くて細長くて速い虫(?)がどこかへ走り去って行ったのは見ました。
アドバイザーさんお手製の型枠で、簡単にウネ立てができます。
(この2ヶ月後には、板1本で畝立てできるようになりました。)
黒マルチを張ります。
手技が悪く、しわしわデコボコですね、、、。
マルチ張りから3週間後の4月下旬、種を蒔きました。
「湯あがり娘」と「初だるま」です。
ネーミングがいちいちかわいらしいです。
種の色がしっかり区別されているので混同しません。
このコーティングの中に枝豆が1粒ずつ封入されているのかな?
マルチカッターで6ヶ所穴を開け、1穴4粒ずつ点蒔きします。
土をかけてしっかり目に鎮圧して、水をやって不織布をべたがけしておきます。
不織布は、保湿と、鳥に種を食べられてしまうのを防ぐためです。
5日後、不織布の下でもうすぐ発芽しそうでした。
不織布はそのままで、防虫ネットをかけました。
お隣のイチゴに掛けてあった防虫ネットを延ばした形です。
5月に入ると、すっかり発芽していました。
不織布を外します。
あとは放っておいたら、
わさわさと繁ってくれました。
いや〜、手がかからない。
今、同時にトマト、ナス、キュウリ等を育てているのですが、○本仕立てだ仮支柱だ本支柱だ誘引だ芽かきだ摘芯だと、初心者の私は、いちいち今この野菜に何をやるべきなのか?5月なのに灼熱な畑の真ん中で野菜づくりbookを確認しては(事前に読んでも右から左に忘れる)それでも「で、なんだったっけ?」と頭にはてなマークが浮かんでいる事態なのですが、その点このエダマメという娘さんだかダルマさんだかは、人の手を借りず自力本願で生きていこうとしているようで、まったく健気じゃありませんか。
正直、今まで生きていて枝豆というものにさほど食の興味がなかったのですが、こういう素性を知ると、収穫まで大切に守ってあげたいと思うようになりました。
というわけで、たくましい枝豆の今後に期待です。
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