落花生が”犬神家”状態
前回、芽の出なかった落花生でしたが、6月下旬に種を蒔き直してからその後です。
畝(うね)の南側に2粒・北側に2粒埋めて、今回は不織布をベタ掛けして保湿に努めたところ、6日後にはしっかり発芽していました。
発芽、、、??
どうもおかしい。
頭から根っこが生えているようです。
種の上下を間違えたらしい。
やってしまった。
とりあえず不織布を掛けたまま、様子をみました。
種まきリベンジから11日目、南側の種の1つは驚異の天地認識能力で根っこが地中へ潜りこみ、なんと元気に葉っぱを出していました。
すごい!ウルトラC!オーキシンの神秘!
逆さまのまま発根した種を、ひっくり返しておいたら
一方、お隣の種は、根っこが地面にたどり着けないまま、一部黒化していました。
ダメ元で、種の上下をひっくり返してみました。
その8日後、なんと地面に根着いたようで、小さいながらも葉っぱを出していました。
すごい生命力!!
間引き株を移植してみる
他方、北側に蒔いた種たちは、根っこのままで止まっていました。
北側は、ワサワサ茂るエダマメの影になり、根っこも南側のものと比べてヒョロッと細く弱々しいです。
そこで、南側のやっと根着いた小さい芽を、北側へ移植してみることにしました。
どうせ間引きをして南北1株ずつにしなければならないので。
北側を掘り起こして、苗を定植する時のように穴にたっぷり水を注ぎ入れて準備します。
水が引いたら、南側から掘り起こした小さい芽を置いて、土をかぶせ、しっかり目に鎮圧します。
逆立ちして生まれ、ひっくり返され掘り起こされ、異国(?)へ埋められ、散々な目にあっている落花生さんですが、この4日後、なんと新天地で無事に生きていてくれました。
見渡せば累々と横たわる兄弟たち、、、
発芽しなかった理由をド素人が考えてみる
落花生の発芽、私には難しかったです。
結局、追加したり蒔き直したりで合計9粒の種を植えて、葉っぱまで出たのは2粒でした。
落花生の種まきは先の尖った方を下へ向けるとよい、と読んだので、リベンジの際はそうしたつもりでした。
しかし、蒔き直した4粒中4粒とも頭から根っこが出ていました。
私の「尖った方」の認識が全く逆だったか、何かの脳の誤指令で「下向きに植える」が「上向きに植える」に勝手に脳内変換されて実際そう植えてしまったのか?
全く覚えていないというのがタチが悪いです(呆)
あと、水をやり過ぎるとタネが腐る、というのを気にして、水を控え過ぎたかもと思います。
雨が少ない時期と重なり、土が乾いてしまって、発芽しなかったタネはカラカラに乾いていました。
水が多くても少なくてもいけないのが難しかったですが、不織布をべた掛けしたら調湿がうまくいったと思います。
あとは前回も書きましたが、堆肥を入れてから2日しか置かずに植えつけたこともよくなかったと思います。
もし次回があるなら、種は水平に埋め、最初から不織布を張ろうと思います。
種まき適期を過ぎたけれど、リベンジは可能
そんなこんなで、落花生のカレンダー上の蒔き時からはだいぶ遅れてのスタートとなっています。
でも、アドバイザーさんによると、落花生の収穫は10月なので、種まきはこの7月の今の時期でも間に合うよ、とのことでした。
落花生の発芽がうまくいかなかった方、7月ならまだ間に合いますよー、ぜひリベンジしてみてくださいませ。
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