家庭菜園をしていますと話しても「フーン、、、」という反応な人が、枝豆を育てていますと話すと「えっ枝豆!?いいねえ、ビールで一杯!」と前のめりになってくださったり、虫が苦手で畑に寄り付かなくなった家族が時期になると「エダマメ何個植えたの?」と聞いてきたり、枝豆という作物には老若男女の心を捉えて離さない何かがあるんだろうなあと感じる今日この頃です。
で(?)、4月29日、枝豆「湯あがり娘」の種を24粒蒔きました。
同時に防虫ネットをかけました。
肥料も何もせず、雨と時々の水やりだけでスクスクと育っていきました。
ダンポールを継ぎ足して防虫ネットの高さを出す
6月9日、防虫ネットの天井に葉っぱが届いてしまいました。
葉っぱが窮屈になってきたので、昨年の経験を踏まえ、早々にトンネルを一回り大きくすることにしました。
骨組みのダンポール(多分150cm)は、2本を麻紐で結び合わせて延長しました。
これで高さが出ました。
高さが出たぶん防虫ネットの幅が足りなくなったので、2枚をヨコに使用して中央を洗濯バサミで閉じました。
洗濯バサミで防虫ネットを開閉して天井からお世話ができるようにしました。
防虫ネットが接地している部分は、全周を土とU字ピンと水入りのペットボトルで重石をして封じました。
ちなみに去年は、合掌造りのように長い支柱を立てた形にしていました。
(昨年の元気な枝豆のようすは↓こちら↓)
合掌式でもよかったのですが、アーチ型にした今年の方が、コンパクトなのに天井部分の幅にゆとりが出て葉っぱが伸び伸びしていたり、開閉口が中央にあるのでお世話がしやすかったりで、よかったです。
欲を言うなら、2本のダンポールを結び合せたり解いたりする際にピンッと跳ねて危ないので、元々1本で長ーいダンポールも置いてくださったら助かるなあと思いました。
痛恨のミス
そんなこんなで種まきから順調に育っていたエダマメですが、、、。
サイドに隙あり
サヤも膨らんできたある日、ふと見ると、南端の防虫ネットがゆるんで、一部がぽっかり開いていました。
ねじってU字ピンでしっかり地面に差し留めていたつもりが、ねじり方が甘かったようです。
まさかなあ、、、と恐る恐るその部分の防虫ネットをめくってみると、既に 何 か がいました。
(↓クリックで大きい写真へ)
何このいも虫。
葉っぱがめっちゃ食べられてる、、、。
こんなのが、開いていた南側を中心に3匹ほど見つかりました。
洗濯バサミで葉っぱをキャッチしておいて、ハサミで葉っぱごと切って捕獲、地面に葬りました。
(私は虫が苦手で直に触れません)
そして付近のサヤには、怪しい斑点が、、、
分かる人にはお分かりでしょうが、私はこの時、この斑点がなんだかわかりませんでした。
トップに隙あり
7月8日、今度は天井の洗濯バサミと洗濯バサミの間、クルクル丸めて閉じていた部分が一箇所、ぽっかり開いていました。
開閉が楽なように、横着して少ない数の洗濯バサミで留めていたのがよくなかった。
洗濯バサミの数を増やすか、もっとタイトに留まるクリップを使えばよかったです。
ちなみに去年は金属製の目玉クリップを使っていました。
がっちり止まって虫害もなくよかったのですが、錆が酷いのが気になって。
それで今年はポリカーボネート製の洗濯バサミ(竿ピンチ)を試してみたのですが、良くも悪くもふんわり留まるから、それでやるならしっかり数があった方がいいですね。
防虫ネットをめくってよく調べてみましたが、葉っぱの新たな虫食いはありませんでした。
でも、、、
未知の虫と遭遇
でも、何やら1匹、バッタのような虫が。
(↓クリックで大きい写真へ)
この虫、初めて見ました。
細長い虫といえばバッタとカマキリしか知りません。
今年は世界中でバッタが大発生していると聞きます。
日本にもついに来たのか??
でも葉っぱに新たな虫食いの広がりは無し、またもしカマキリであれば益虫のはず。(今写真を見返すと全然カマキリではないことに愕然とします)
なんの虫かは存じませんが、多分、悪い奴ではなさそう。
そんな風に考えて、そのままにしてしまったのは間違いでした。
2日後の7月10日、防虫ネットの内側に茶色い影がワラワラと。
目視出来ただけで5匹ほど。
ひえーっ。
防虫ネットを開けるとブンブン羽音をたてて騒ぎ出しました。
卒倒しそうになりつつ、とにかく相手の正体を知るべく、一匹をじっと観察してみました。
ええー、そんな悪い虫には見えないけれど、、、。
じっと見つめていたら、あろうことか、奴は私の目を目掛けて一直線に飛んで来ました。
思わず叫び声を上げそうになったのをぐっと堪えて逃げました。
コイツは絶対嫌な虫、害虫であることを確信した瞬間でした。
(余談ですが、私は昔から虫が怖くて、以前はもし不意に虫が飛んで来ようものなら脊髄反射で「!くぁwせdrftgyふじこlp」のような雄叫びを上げてしまう迷惑な人間でしたが、シェア畑で1年と10ヶ月、虫と付かず離れず過ごすうちに、驚き声が「う゛っ・・・」程度で収まるように進化しました。ダメージは変わらないのですけどね。)
敵を知る
自宅で落ち着いて調べてみると、あの茶色い虫はホソヘリカメムシという、いわゆるカメムシだったみたいです。
枝豆といえばカメムシとは聞いていましたが、思っていたカメムシとは違いました。
あんなスマートな奴もいるんですね。
でも、急にたくさん発生する嫌なところがカメムシだな。
先に見つけていたサヤの茶褐色の小斑点は、カメムシが吸汁した跡らしいとわかりました。
それを知らなかった時、「枝豆 斑点」で検索してみると、雨の影響でもそうなるらしく、ならいいかと家族で普通に美味しくいただいてしまいました。
(食べても問題ないけれど、美味しくはないらしい。私には味の違いがわかりませんでしたが。)
まさかカメムシと間接キスだったとは、、、。
年頃の娘たちには黙っておこう。
まあそれを言うならアブラムシと間接キス、ハダニと、、、とキリがありませんが、カメムシって奴とだけは何か特別に嫌なものですね。
カメムシだって嫌だろうけれどもさ。
その日はちょうど収穫しようと思っていた日で、本当は半分は残してちょっと遅穫りになっちゃうかもしれないけれど後日の楽しみにしようと思っていましたが、もう全て収穫して撤収しました。
枝豆栽培2年目の気の緩みで、ほんの数日で防虫ネットを巨大な虫かごにしてしまい、害虫を退治もできずに野に放ってしまったことに責任を感じます。
後日、近隣の区画にホソヘリカメムシがいないか拝見して回ったところ、見つけることができませんでした。
うまいこと隠れてしまったのか、遠くの作物に付いてしまったのか。
お近くでもしか被害に遭われた方がいらっしゃったらと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
無農薬で枝豆を育てることの難しさを知った出来事でした。
枝豆をたらふく食らう
そんなこんなで、今年もこっくり甘くて美味しい枝豆がたくさん穫れました。
昨年同様、種を6つの穴に4粒ずつ計24個まいて、間引きなしで育てました。
無施肥、無農薬栽培です。
枝豆の収穫の時間帯は、朝ではなく夕方の方が、ショ糖などの旨み成分が葉っぱから豆に移動しているので、甘くて美味しくなるそうです。
夕方に山盛りの枝付き枝豆を積んで自転車キコキコ家路につき、我が家で1番大きいザルにいっぱいの茹でたて枝豆、甘くてコクがあって香ばしくて、あっという間になくなりました。
美味しい枝豆ごちそうさまです。
摘芯してみたけれど
今年は一部の株を摘芯してみました。
摘芯すると実つきがよくなると聞いたのと、摘芯したら背が低いままで育ってくれて、防虫トンネルを大きくしないでも済むかなーと期待してのことでした。
結果は、背の高さの方は若干低くはなりましたがさほど変わらず、結局防虫トンネルの天井には届いてしまったため、前述のように防虫トンネルを大きくしました。
さやの付き具合は、摘芯した株の方が若干よさそうに見えましたが、
重さで量ってみると違いは10g。
摘芯なし 摘芯あり
思ったほどの差はありませんでした。
摘芯の時期や品種でまた結果が違うのかな。
あと、摘芯しなかった株の方が、ほんの数日ですがサヤの成熟が早かったです。
最初の方で収穫できたのは摘芯しなかった株たちでした。
これも他の条件が一定ではないので摘芯と関係があるのかどうかはわかりませんが、面白いです。
間引きしなかったけれど
昨年同様、間引きをしないでたくさん収穫しました。
間引きをしない代償として、株同士が密着して押し合いへし合いになってしまうのか、サヤの中で実の形がぎゅうぎゅうのへちゃむくれになってしまっているのはよくありました。
味は変わらないし見た目がけっこう面白かわいいので私は好きなのですが、もし他人に差し上げたりするものならば、しっかりと間引きして形よく育てた方がよいと思いました。
種まきを2回に分ければよかった
今年は、湯あがり娘を24粒同時に蒔きましたが、今思えば、半数ずつを1週間ほど差をつけて蒔いて、2週にわたって週末の枝豆祭りを楽しめた方がよかったかなと。
枝豆好きな4人家族ですが、どこかへおすそ分けするわけでもない我が家には、さすがにちょっと一度の量が多かった。(あっという間になくなりましたが、、、)
茹でたものを冷凍することもできますが、やっぱり都度とれたての茹でたてを食べたいものです。
枝豆は収穫に適した期間が短い上に、お湯を沸かしてから収穫せよと言われるほどとれたての美味しさが失われやすいので、一度に収穫する量のコントロールは次回の課題です。
今回の教訓
今回の教訓をまとめると、
- 種まきの日を2回に分けて収穫日を分散した方がいい
- 防虫ネットの閉じ目を完璧に封鎖しよう
かなあ。
枝豆の栽培は、家で食べるものを作る分には難しい事はないし、手間もさほどかからないけれど、一歩間違えると害虫天国で最後の最後でおじゃんになってしまうかも知れないので、害虫対策だけは最後まで気を抜かないようにがんばろうと思いました。
やっぱり虫が苦手
自分の人生でこんなにもホソヘリカメムシについて調べたり、画像を検索して卵と幼虫と成虫の形を確認したりする日が来るとは思ってもいませんでした。
鳥肌が止まりません((震))
人は相手を知るほどに情が湧いてくるものですが、私は調べれば調べるほどホソヘリカメムシが大嫌いになっていきます。
次回は絶対にやられないように、隙のない枝豆栽培に挑戦したいと思いました。
また来年。
コメント
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