11月に入り、これまであまり変化のなかったイチゴに、いくつか花が咲いているのを見つけました。
かわいい花です。
よくよく根元を観てみると、全ての株に小さいつぼみがたくさんついており、まだまだ咲きそうです。
冬に咲いてしまった花は実にならず、過剰なエネルギーを消費してしまうため、摘んでしまうのがよいそうです。
なんだかもったいないような気がしますが、春に美味しいイチゴになってもらうため、今はカットしてゆきます。
花を摘むのは、野菜の収穫とはまた違った楽しさがありました。
1月いっぱいくらいまでは、こうして花は除去した方がよいそうです。
これ、もし花をカットせず、受粉すれば、春を待たずに冬の間にも、不格好ながらもイチゴが実るのでしょうか。
というのも、クリスマスに、古い絵本を本棚から引っ張り出してきて読んだのです。
『ふたつのいちご』は、クリスマスケーキに飾るイチゴを森へ探しにいく、林明子さん作の心温まるお話です。
(こちらのシリーズ3冊とも、クリスマスになると読み返したくなります。)
自分で摘んできたイチゴでクリスマスケーキを飾れたら、ちょっと嬉しくないでしょうか。
来年は、一部、花を残してみようかな。
ケーキのイチゴは酸っぱくてもいいし。
クリスマスの日に寒風吹きすさぶ中、シェア畑へ走り、家族の人数分イチゴを摘んで帰る、、、という経験を子供にしてもらうのも、慣れ親しんだ絵本のストーリーを追体験するようでなんだか楽しそうです。
イチゴづくり初心者の、妄想ばかりが膨らみます。
そして、12月に入り、葉っぱが紅葉してきました。
事前に講習会で知識はありましたが、実際葉っぱの色が変わると、本当に紅葉か?枯れてしまったのでは?と心配になりました。
念のため菜園アドバイザーさんに確認すると、確かに紅葉だとのこと。
こうして冬越しするのですね。
花を切って、お水をたっぷりやって、見守ります。
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