大根:7~12週目:暮れに収穫しお雑煮の具になった、甘い大根。あちこちの虫にも負けず、よくがんばった。

すくすくと育っていた大根2種4本ですが、11月、隣の小松菜にアブラムシが大発生した際、感染(?)する前に、とまず1本、小松菜に葉っぱが触れていた耐病総太りを、慌てて収穫。

早すぎた?耐病総太り収穫
7週目の耐病総太り

もう少し大きく育ててあげたかったなあ。
初めてのアブラムシに慄いて、脊髄反射でひっこ抜いてしまいました。

その後、やっぱりアブラムシが大根ゾーンまで侵食しました。
油せっけんスプレーとジョウロの水でこまめに流していましたが、アブラムシはしぶとく、あの青々していた大根葉の外側は黄色、中心は灰色で元気がない。
ダメになってしまう前に、と聖護院を1本収穫。

11週目の聖護院大根
11週目の早太り聖護院大根

これを食べてみたらば、実が詰まって味が濃い。
よくも悪くも水っぽさが微塵もない。
生でスティックにしたらピリッと辛かったです。

そして、中心にごくわずかに、「す」が入ってしまっていました。
収穫、遅かったかな。

翌週、もう「す」が入っているならこっちも抜いとくか、と残りの聖護院も収穫しました。

12週目の聖護院大根
12週目の早太り聖護院大根

やっぱりほんのわずかに「す」が入っていましたが、お正月のお雑煮にしたらとろけるような甘さで、家族に好評でした。
お雑煮には、他に、収穫祭でいただいた里芋も入りました。
小さいけれどねっとりしていて、いや~美味しかったです。

なんかこう、シェア畑で採れた野菜って、ギュッと詰まっているんですよね、細胞が(?)
それとも、家庭菜園で作られる野菜は、みんなこんな感じなのでしょうか。

私は化学調味料育ちのバカ舌なので細かいことはよく分かりませんが、家族の、特に子供の食いつきがよいのをみると、確かに美味しい野菜のようです。
(ちなみに、シェア畑で採れた野菜であることを伝え忘れ、家族は何も知らずに食べていた反応です。)

さて、残りの大根は耐病総太り1本となりました。

12週目の耐病総太り
12週目の耐病総太り

年の暮れ、気温が下がって、アブラムシも失活したのか、葉っぱの中心がピンピンわさわさと復活していました。
なので、未練がましくも収穫せずに残してみております。

大根を抜いた穴を掘ってみると、肥えた幼虫が1匹出てきました。
土の中にも虫、葉っぱにもびっしり虫という四面楚歌(?)で、この大根たちよく美味しく育ったな。
小松菜もカブもやられてしまったというのに、大根というのは強いのですね。
無農薬でも、できるんだ、ということを実感したお正月でした。


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