枝豆の畝を見るたびに、(己の仕業ながら)心が痛みます。
生い茂った葉っぱが、防虫ネットで圧縮されている状態です。
防虫ネットを外すと、押し込めらていた茎葉が元気よく、ぼわんっ!と膨らみます。
真上から見てみると、葉と葉の間に地面は全く見えません。
下の方の葉っぱはおそらくまともに光合成できていないでしょう。
それでさらに光を求めて上へ上へ伸びているのでしょう。
なぜこんなことになっているかというと、間引かずに育てているからだと思います。
たまに発芽しなかったものもありますが、
基本、マルチの1穴に4粒の種を蒔いて、それが半畝に6穴あるのです。
シェア畑で配布される「野菜づくりBOOK」には、途中で1穴2本へ間引きする、とあります。
周りを拝見しても、間引きされている区画は、こんなには伸びておらず、スッキリと防虫ネットに収まっています。
間引きしないで育ててみようという考えからジャングルのようになっていますが、その場合高さも出てくるので防虫ネットを外すことが必要であるということに最近気がつきました。
というわけで防虫ネットを外せばいいのですが、外したくないです。
カメムシなぞという正体不明の虫が寄ってくるなんて、想像するだけで縮み上がってしまいます。
せめて最初の収穫だけは虫無しで安心して頂きたいという自分のエゴと、枝豆さんの健やかな成長を望む気持ちとのせめぎ合いで、縮こまった茎葉を見るたび心がザワザワします。(でも外さない)
そんな気の毒なエダマメですが、6月の初めに、花が咲きそうなのを見つけました。
かわいらしい白い花弁がちらっと見えていて、これからどんな花畑になるのかな、と楽しみにしていました。
ところがその数日後、花は見当たらず、なんともうサヤがついていました。
あの花、てっきり咲き始めかまだ蕾かと思っていたら、枝豆の花はあの小ささがデフォルトなのでしょうか?
花の期間もあっという間に終わってしまうのですね。
そういえば、春に育てたスナップエンドウも、いつの間にか気配もなく?サヤがたくさん実っていて驚きました。
マメ科というのはペースが独特ですね。
花がついたら水を切らしてはいけないと習いました。
外は梅雨空、うまく出来ているなあと感心します。
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