のらぼう菜?なにそれおいしいの
10月に植えたナバナ(のらぼう菜)は、冬の間、特にすることもほとんどなく、ただただ寒さに当てておりました。
畑に行くたびに、これ最終的にどこのなにを食べるのかしら、と謎でした。
わさわさと硬い葉っぱばかりが茂っています。
野菜づくりbookを読んだり、菜園アドバイザーさんに聞いたところによると、どうやら蕾を食べるらしいということが判明しましたが、蕾がつく様子が想像できない。
冬の間、見るたびに特に大きな変化はないし、ふーん、、、という感じの存在感でした。
2月の終わりに2回目の追肥をしました。
鶏ふん40ccを2箇所に分けて土に混ぜました。
3月、何やら急に1本、伸びていました。
先端の蕾が伸びて、防虫ネットの中でとぐろを巻いていました。
ああ、こういうことね。
この1本を花が咲く前に収穫して、脇芽を伸ばしてどんどん収穫するシステムです。
のらぼう菜の収穫はポキポキ
中心の1本と、周辺の小さいのをいくつか、ポキっと折って収穫しました。
ハサミでも収穫できますが、手でポキっと折れないようなものは食べるには硬くて美味しくないそうなので、手の感触を確かめながら、10〜15cmのところを折り取って収穫します。
これが意外に楽しいです。
のらぼう菜の味
味は、ナバナの仲間だということから、菜の花のような感じかな、と思っていたのですが、まず軽く茹でてお浸しにしてみたところ、菜の花より苦みがなくて甘く、見た目は硬そうなのに歯ごたえは適度で、これは美味しい。
クセがないので、家族にも好評でした。
子供は初めて見る野菜に(親同様)若干腰が引けていましたが、一口食べてみると「ブロッコリーみたい。」と気に入ったようで、パクパク食べていました。
3月中旬、日増しに暖かくなり、のらぼう菜は毎回、私の畑にしては結構な量が獲れます。
ベーコンとオリーブ油で炒めてパスタにしたりと、菜の花やブロッコリーと同じように調理して美味しくいただいています。
シェア畑で未知の野菜と出会うのが楽しい
わさび菜に続く、未知との遭遇シリーズ、のらぼう菜も我が家のヒット野菜となりそうです。
思い返せば半年前、わさび菜も初めは名前に恐れをなしていましたが、シェア畑で栽培して食べてみて、爽やかな風味に驚き、今ではスーパーで見かけたら必ず買ってしまうようにまでなった野菜です。
自作わさび菜を恐る恐る食べていた頃の様子はこちら。
(売ってるわさび菜にはトゲはなかったです。)
近所のスーパーでは、わさび菜は、あまり数はないのですが産直コーナーに売っていることがあります。
こってりした肉料理の日のサラダには最高です。
シェア畑の指示のままに作付けしている家庭菜園ですが、到底自分では選ばなかったであろう、こんな知らない味との出会いも楽しいのです。
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